紙の加工(紙工)や印刷の方法、機械の紹介や使い方を発信する初心者向けブログ【カミカッコーぶろぐ】


ブログ記事

印刷物に保護シートを貼る【ラミネート加工、ラミネーター】
2014/06/05


しまった! ラミネートをしておけば、ちょっとの水くらい平気だったのに…。
ラミネートの縁 ラミネートしたカード


ラミネート加工とは、印刷物の表面に透明なフィルムを張り付けて保護をする加工のことです。
印刷物を、摩耗や汚れ、ある程度の水から守ってくれます。
また、ラミネートを行うと表面に光沢が出るので、紙に高級感を出すために行う場合もあります。

ラミネートを行う機械を、「ラミネーター」と呼びます。

ポスターなどを加工するための大型の物から、オフィスで簡単に使える卓上タイプの物まで大きさは様々です。

お店によっては、手書きのポップなどを卓上のラミネーターで加工してから店内に貼っているところもあるので、アルバイトなどで扱ったことがあるという方もいるかもしれません。


卓上も大型も、基本的にはラミネート用のフィルムを印刷物に貼り付けるという点は変わりません。
フィルムには接着剤が付いていて、貼り付け方は「コールド」と「ヒート」に分かれます。


<コールド>
コールドというのはシールのようになっているフィルムの裏紙を
剥がしながら印刷物に張り付ける方法です。
片面にラミネート加工を施します。


<ヒート>
ヒートは、フィルムに熱を与えることで接着剤を溶かしながら
印刷物に張り付ける方法です。
ヒートラミネートはパウチとも呼ばれ、印刷物をラミネートフィルムで
上下からはさみ、袋状にして貼り付けます。
卓上のラミネーターは、ヒートタイプが多いです。



では、業務用の大型ラミネーター(コールドタイプ)で、
実際にどんな感じでラミネートがされるのかを見てみましょう。



お店の内外に貼る手作りポップなどをつくられている場合は、
強度を上げたり、雨風に強くするために、卓上タイプを使ってラミネート加工をしてはいかがでしょうか。



<初心者向け中古機械販売サイト「カミカッコー」に掲載中のラミネート機器一覧>
https://www.kamikako.com/list/category-manufacture/laminate/



ウィキペディア「ラミネート加工」説明ページ:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%88%E5%8A%A0%E5%B7%A5
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