
☆目次☆
①オフセット印刷の種類
②メリットとデメリット
③印刷方法の手順
④版の種類
⑤工程の中で転写をする理由
①オフセット印刷の種類
①オフセット印刷の種類
②メリットとデメリット
③印刷方法の手順
④版の種類
⑤工程の中で転写をする理由
①オフセット印刷の種類
オフセット印刷には枚葉と輪転の2種類があります。
・枚葉
→1枚ずつ印刷
→大用紙でも印刷可能
→両面印刷が可能
→ポスターやパンフレットに最適
・輪転
→ロール紙で印刷
→大量印刷向き
→新聞や広告に最適
用途に合わせて使い分けるといいかもしれません。
②メリットとデメリット
オフセット印刷のメリットとデメリットをご紹介します。
オフセット印刷のメリットとデメリットをご紹介します。
☆メリット
・インクを使用して印刷するのでトナーに比べて高画質
・大量に印刷する場合はオンデマンド印刷よりもコストがかからない
・通常のインキよりも乾く時間が早いので印刷後の加工もすぐ出来る
・用紙サイズを選ばないので、ポスターや大きな広告にも最適
☆デメリット
・版を作成するので少数印刷の場合は割高になる
・様々なデザインの物を1度に印刷する場合は不向き
③印刷方法の手順
オフセット印刷の流れを簡単にみてみましょう。
1、印刷の元となる版を作る
2、版を水で濡らし、インクを付ける
※水をはじいた部分(印刷する部分)のみにインクが付く仕組みです。
【詳しくは④に説明があります。】
【詳しくは④に説明があります。】
3、版に付いたインクを転写ローラー(ブランケット)に転写する
4、転写ローラーを使用して紙に転写する
④版の種類
④版の種類
・PS版・・・アルミで作られた版で、一般的にはPS版を使用
大量印刷向き
・紙版・・・PS版よりもコストを削減することが出来る
耐久性がないので少量印刷向き
画像の版はPS版になります。
☆PS版の仕組みについて
版には感光剤が塗られています。
感光をさせて現像することによって、水がのる部分(青い文字の部分)と水をはじく部分(版の白い部分)に分けられます。
版を水に濡らした後、インクを付けると水をはじく部分のみにインクが付きます。
画像でいえば、青色の文字部分のみにインクが付くということです。
大量印刷向き
・紙版・・・PS版よりもコストを削減することが出来る
耐久性がないので少量印刷向き
画像の版はPS版になります。
☆PS版の仕組みについて
版には感光剤が塗られています。
感光をさせて現像することによって、水がのる部分(青い文字の部分)と水をはじく部分(版の白い部分)に分けられます。
版を水に濡らした後、インクを付けると水をはじく部分のみにインクが付きます。
画像でいえば、青色の文字部分のみにインクが付くということです。

⑤工程の中で転写をする理由
印刷の際にローラーに1度転写をしてから紙に写す工程があります。
なぜ版から直接紙に転写をするのではなく1度ローラーに転写をするのか、
その理由をご紹介します。
☆品質を保ったまま大量に印刷を行う為
→版を直接紙に当てて印刷を行うと、印刷をするごとに版が傷んでいきます。
版が傷むと印刷ができなくなるので、大量に印刷を行うことが難しいのです。
今回は印刷機の中でメジャーなオフセット印刷についてご紹介しました。
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タグ:オフセット印刷