
まず、丁合機について復習させて頂きますと、
この機械は複数ページにまたがる書類をページ順に重ねる(ページ合わせ)機械です。
丁合機は様々な場面で使えます。
・会議資料
・イベントパンフレット
・ダイレクトメール
等々…。
この丁合機には、各メーカーが出しているオプション機械が存在します。
このオプション機械を丁合機に増設することでさらに作業が楽になるのです。
それでは、主なオプションをご紹介しましょう。
~・~・~・~・~・~
<増設用コレーター(増設用丁合機)>
コレーターとは丁合機のことです。
増設用コレーターとは、一度に重ねられるページ量を増やすための増設専用の丁合機を指します。
見た目には本体の丁合機とほとんど変わりませんが、単体では使えません。
丁合機が重ねられるページ数は、段数でわかります。
一段につき1ページの紙束をセットするのです。
例えば、10段の丁合機に増設コレーターを取り付けると合わせて20段になり、
一度に20ページまで重ねることができるようになります。
~・~・~・~・~・~
<綴じ機(平綴じ機、ステープラー)>
丁合後に一部ずつホチキス留めをしてくれる機械です。
会議資料やパンフレットなど、ひとまとめにしたい書類を作成するときに便利です。
一般的に綴じ機というと、”平綴じ”を行うものを指します。
平綴じとは、文房具のホチキスのように紙束を上下からはさんで留めるやり方です。

※画像は、書籍「製本加工ハンドブック(日本印刷技術協会様 編・著)」より転載。
~・~・~・~・~・~
<中綴じ製本機(綴じ折り)>
平綴じ機との違いは、こちらは週刊誌などで見られる「中綴じ製本」を行うことです。
中綴じとは、2ページ分が印刷された紙を重ねた後中央で折り、
その折り目の上にホチキス留めを行う綴じ方です。

※画像は、書籍「製本加工ハンドブック(日本印刷技術協会様 編・著)」より転載。
中綴じ製本機は、この折り作業と綴じ作業、
さらに、折った際に不揃いになった紙の端を切りそろえる作業まで行ってくれます。
~・~・~・~・~・~
<紙受け>
丁合機から出てきた書類は、そのまま重なって溜まっていきます。
しかしこれでは、どこまでが一部なのかわからなくなり、
綴じ作業や部数の確認の際に面倒です。
紙受けは、丁合機から出てきた書類を、
一部ずつ左右にずらしたり、あるいは90度ずつずらして詰み重ねる、
いわゆる”区分積み”の作業をしてくれるオプションです。


~・~・~・~・~・~
これらオプション機は新品ですと別々で購入する必要がありますが、
中古機械の場合は、元の使用者がすでにオプションを取り付けた物を
そのまま買い取ることもあります。
ですので最初から、
「丁合機+綴じ機」
「丁合機10段×2タワー(20段)」
という形で販売され、まとめて購入できる場合もあるのです。
これだとすでに取付されたものですので、メーカーの取付手数料も掛かりません。
中古で丁合機を探す際は、このオプションにも注目して探してみてはいかがでしょうか。
以上、丁合機のオプションについてご案内しました。
<初心者向け中古機械販売サイト「カミカッコー」に掲載中の丁合機一覧>
https://www.kamikako.com/list/category-others/collator/
<初心者向け中古機械販売サイト「カミカッコー」に掲載中の製本・綴じ機一覧>
https://www.kamikako.com/list/category-manufacture/bookbinding/
※当記事の掲載にあたり、書籍「製本加工ハンドブック(日本印刷技術協会様 編・著)」より、平綴じと中綴じの図を引用させて頂いております。
この機械は複数ページにまたがる書類をページ順に重ねる(ページ合わせ)機械です。
丁合機は様々な場面で使えます。
・会議資料
・イベントパンフレット
・ダイレクトメール
等々…。
この丁合機には、各メーカーが出しているオプション機械が存在します。
このオプション機械を丁合機に増設することでさらに作業が楽になるのです。
それでは、主なオプションをご紹介しましょう。
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<増設用コレーター(増設用丁合機)>
コレーターとは丁合機のことです。
増設用コレーターとは、一度に重ねられるページ量を増やすための増設専用の丁合機を指します。
見た目には本体の丁合機とほとんど変わりませんが、単体では使えません。
丁合機が重ねられるページ数は、段数でわかります。
一段につき1ページの紙束をセットするのです。
例えば、10段の丁合機に増設コレーターを取り付けると合わせて20段になり、
一度に20ページまで重ねることができるようになります。
~・~・~・~・~・~
<綴じ機(平綴じ機、ステープラー)>
丁合後に一部ずつホチキス留めをしてくれる機械です。
会議資料やパンフレットなど、ひとまとめにしたい書類を作成するときに便利です。
一般的に綴じ機というと、”平綴じ”を行うものを指します。
平綴じとは、文房具のホチキスのように紙束を上下からはさんで留めるやり方です。

※画像は、書籍「製本加工ハンドブック(日本印刷技術協会様 編・著)」より転載。
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<中綴じ製本機(綴じ折り)>
平綴じ機との違いは、こちらは週刊誌などで見られる「中綴じ製本」を行うことです。
中綴じとは、2ページ分が印刷された紙を重ねた後中央で折り、
その折り目の上にホチキス留めを行う綴じ方です。

※画像は、書籍「製本加工ハンドブック(日本印刷技術協会様 編・著)」より転載。
中綴じ製本機は、この折り作業と綴じ作業、
さらに、折った際に不揃いになった紙の端を切りそろえる作業まで行ってくれます。
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<紙受け>
丁合機から出てきた書類は、そのまま重なって溜まっていきます。
しかしこれでは、どこまでが一部なのかわからなくなり、
綴じ作業や部数の確認の際に面倒です。
紙受けは、丁合機から出てきた書類を、
一部ずつ左右にずらしたり、あるいは90度ずつずらして詰み重ねる、
いわゆる”区分積み”の作業をしてくれるオプションです。


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これらオプション機は新品ですと別々で購入する必要がありますが、
中古機械の場合は、元の使用者がすでにオプションを取り付けた物を
そのまま買い取ることもあります。
ですので最初から、
「丁合機+綴じ機」
「丁合機10段×2タワー(20段)」
という形で販売され、まとめて購入できる場合もあるのです。
これだとすでに取付されたものですので、メーカーの取付手数料も掛かりません。
中古で丁合機を探す際は、このオプションにも注目して探してみてはいかがでしょうか。
以上、丁合機のオプションについてご案内しました。
<初心者向け中古機械販売サイト「カミカッコー」に掲載中の丁合機一覧>
https://www.kamikako.com/list/category-others/collator/
<初心者向け中古機械販売サイト「カミカッコー」に掲載中の製本・綴じ機一覧>
https://www.kamikako.com/list/category-manufacture/bookbinding/
※当記事の掲載にあたり、書籍「製本加工ハンドブック(日本印刷技術協会様 編・著)」より、平綴じと中綴じの図を引用させて頂いております。